種族統合都市レイヤード

『ギルド標準装備』
ギルドが設定する標準装備、内容は専用のバッジ、倉庫を使用するための転移装置、護身用の拳銃、緊急補給用の魔力結晶、医療パック、また、自身が活動するための、資金として日本円にして五十万円ほどの価値を持つ貨幣。

『魔物』
その名の通り魔力を使役する物たちのこと。魔物であって魔獣でないのは生命体でなくとも魔力を操ることができるものが存在するため。この世界における魔物は多種多様で、知性があるもの、知性がないもの、人間を越えた技能を持つもの等様々。以前は人類の脅威となり得るものも多かったが技術の進歩した現代では制圧も可能な対象となっている。現代では社会参入するものも増えてきて、他の地域では迫害を受けるものがいるもののレイヤードはそもそも多くの人種がいるためか、特にそういった話はなく受け入れられている。

『人類』
かつては人間と亜人という区別をされていたが差別的ということで人類と統一された。魔物との基準は基礎が二足歩行かつ会話が流暢で知性を感じられること。現在では魔物の社会参入も増えているため人類という呼び方も差別的であるという声もある。

『無限魔塔』世界各地に点在する高さ100kmにもおよぶ巨大な塔と推測される。推測されると言うのは内部が開かれたことがないためであり、外側は前人類が行ったと思われる巨大な未知の魔法で保護されている。周辺には何かの繊維のように魔術結晶が張り巡らされている。魔塔の周辺には多くの古代技術が眠っており、これ等を回収するものを魔掘師と呼ぶ。

『古代技術』前人類と思われる存在が残していった遺産。魔力技術に長けていたとされ、現代における魔力技術の大半の基礎が発掘された遺物から発明された。前人類と思われる存在、といわれるのは前人類の絵画などが一切残っていないから。また、前人類が作ったとされる兵器にも操縦席はなく、同時に、AI等の自己操縦機能もなかったと報告されている。

『レイヤード名物:レイヤード肉まん』
レイヤードが誇る至高の肉まん。肉汁じゅんわり、生地はもちもちでやんわりあまあま、おまけにたっぷりのボリューミー。レイヤードを建築する作業員たちが片手で食べやすいからと好んで食べ始めたのが由来であり、レイヤードが公式で売ってるのではなくレイヤードには何故か美味しい肉まんが集まるからと言うのに起因する。故にここは激戦区。肉まん屋が出来ては潰れ潰れては出来る。レイヤードだから肉まんが旨いんじゃない。肉まんが旨いからレイヤードなんだ。

『ギルド共用倉庫』
ギルドに所属する職員たちが使える共用倉庫。地下のさらに下にある。膨大な敷地でありありとあらゆる物をしまい込める。申請すれば転送装置を設置できる。

『レイヤードマスコット:レイヤー子』
黒髪黒眼黒眼鏡にスーツのバリバリの生真面目女子型AI、レイヤードマスコット。定期的にコスプレしており、季節によってオーク化、スライム化、エルフ化などの様々な格好になっている。定期的に同人誌化していたり。

『地下闘技場』
その名の通り地下にある闘技場。なのだが別に法的にアウトではなく武器ありの総合格闘技を催していると言ったところ。武器などに制限はないものの参加者には強力なエンチャントがかけられ、魔術にもデバフがかけられてるため相手を殺すことは不可能。しかしダメージを受けるとその部位にデバフがかかるなどするため実践的ではある。

『術式結界』
魔法の行使に制限を設ける結界。範囲内の魔法には全てエンチャントがかけられて無効化させられる。強力だが設備が大型になる上、魔力消費がすさまじいため大戦では使われなかった。現在レイヤードの地下闘技場にて使われる。